レポート
令和7年度9月度「農業あおぞら教室」第6回目 実施記録
愛知こどもの国では地域連携事業の一環として年間を通じて「農業あおぞら教室」を行っております。
令和7年度 第6回目は、9月20日(土)9時30分から、地元農家の大嶽農園で、露地夏物野菜(ピーマン・モロヘイヤ・空心菜・オクラ・・ナス・等)が順調に生育している。それ以上に雑草の繁茂やで猛暑による水不足などで連日の水やり及び草取り草刈り作業が欠かせない農作業が続いている。9月下旬に入りやっと秋の気配で涼しくなり、彼岸花が咲き始めた。現在収穫中の野菜ナス、トマト、オクラ・ピーマン、シシトウ、モロヘイヤ、空心菜が最盛期である。
収穫作業体験は剪定、追肥で復活したナス、ピーマン・パプリカ・オクラを収穫した。ある親子連れはオクラの結実姿や表面に細かい毛があることを初めて知ったと。10月に収穫を予定しているサツマイモ、サトイモが大きく成長し楽しみである。今回もサトイモの葉、背丈1.7mと大きく成長し葉が日除け帽子となり、子供さんが喜んだ。
冬、春物野菜ブロッコリー、大根、キャベツ、白菜の種まきもやっと行い、2枚葉になった幼苗の移植植替えなどもやっと始まった。この育成法の指導を受けた
また収穫体験したナス・ピーマン・パプリカ・オクラは参加者への配布野菜とした。
大嶽農園では愛知こどもの国の山間部からの湧水が園内に流れており、自然の恵みとしてこの猛暑、水不足の中にあっても園内全ての野菜に連日散水し、助かっている。大きく美味しい野菜が成長、収穫出来ていることを改めて参加者に伝えて農家の実情を知っていただいた。
<意見交換&感想>
明け方まで降った雨も上がり、曇り空下、涼しくなり色々な野菜の作付け状況を観られて楽しかったと参加者から感想をいただいた。
大きくなりすぎたオクラの利用で「オクラ水の効能」としてオクラのへた部分を切取り切り口を下にしてコップに入れ水を漬かるまで注ぐ。入れて3-6時間後オクラのネバネバ成分が溶け出す。このオクラ水(無味無臭)を飲用すると健康に良いと言われ試飲をした。参加者もこのことを初めて知ったとのことでした。
なお次回令和7年度10月度の開催は10月18日(土)です。サツマイモ、サトイモ堀りを予定しています。多くの方々の参加を待っています。
夏野菜の生育状況を観てナス・ピーマン・オクラの収穫作業体験を実施していただいた。
夏野菜の生育状況の観察
・ナス、ピーマン、オクラ、モロヘイヤ、空心菜等の生育収穫の確認
・ナス、オクラ・ピーマンの収穫作業体験
冬・春物野菜の種まき・幼苗植替えの実施状況を観察